定義
プロジェクトでは、契約 と 役割 を階層で管理します。契約と役割は、アサインや予実の基準になる情報です。
基本構造
プロジェクト
└ 契約
└ 役割
└期間・必要リソース
- 1つのプロジェクトには、契約を1件以上登録する必要があります
- 1つの契約には、役割を0件以上登録できます
- 1つの役割には、期間・必要リソースを1件以上登録します
- 契約と役割は、プロジェクト詳細の
契約タブで管理します
契約で管理する項目
契約種別-
確度予実確度機能が有効な場合のみ利用できます 契約タイトル識別子契約メモ-
契約期間(開始)契約期間(終了)
識別子 を設定する場合、同じテナント内の他の有効な契約と重複できません。削除済み契約や別テナントの契約は重複判定の対象外です。
契約の追加、更新フォームでは、保存前に 識別子重複チェック で利用可否を確認できます。契約を更新する場合、編集中の契約自身の識別子は重複扱いになりません。
契約コピー
契約コピーは、既存契約をもとに新しい契約を作成する機能です。
- コピー元期間とコピー先期間を指定して、契約をコピーできます
- コピー先の
契約タイトル識別子契約メモを指定できます - コピー元期間は、コピー元契約の期間内で指定します
- 役割をコピーすると、コピー先期間に合わせて役割の期間・必要リソースを作成します
- メンバー別単価はコピーされません。コピー先の契約で必要に応じて設定します
- アサインをコピーすると、コピー元のメンバーとアサイン期間をコピー先期間に合わせて作成します
- アサインをコピーするには、役割もコピーする必要があります
- アサインをコピーすると、自動配賦対象として作成済みの人件費予実が再計算される場合があります。ロック済みの人件費予実は更新されません
- 予実コピーでは、売上と経費の
予算見込実績(予実計画が有効な場合は計画も)をコピー対象にできます - 予実コピーでは、人件費はコピー対象外です
- 予実をコピーする場合は、コピー元期間とコピー先期間を月初から月末までのカレンダー月で指定し、月数をそろえる必要があります
- コピー先期間にロック済みの予実がある場合、その予実はコピーできません
- 売上・経費の予実は、期間を対応させて新しい契約へコピーします。金額だけでなく、金額明細の名称・メモ・順序と配賦も引き継ぎます
- 自動計算系の予実も、コピー時点で確定した金額・明細・配賦を引き継ぎます。コピー後に契約やアサインを変更すると再計算される場合があります
- 1回の契約コピーに含められるアサインは100件、予実データは100件までです。予実の件数は、月・予実種別・金額種別ごとの件数で、金額明細の行数ではありません
- 上限や処理時間のエラーが表示された場合は、コピー元期間を短くするか、コピーに含める情報を減らして再実行してください
役割で管理する項目
役割種別推奨条件役割メモ
推奨条件 は、アサイン登録や担当者入れ替えでメンバー候補を探すときに使う条件です。役割種別マスタの既定条件を使う、マスタの特定条件を使う、役割専用の個別条件セットを使う、条件なしにする、のいずれかを選べます。
期間・必要リソースで管理する項目
-
役割期間(開始)役割期間(終了) 必要リソース契約単価期間メモ
期間・必要リソースは、同じ役割の中で、期間ごとの必要リソースや契約単価を管理する単位です。たとえば同じ PM 役割でも、4月から6月は必要リソース 1.0、7月から9月は必要リソース 0.5 のように期間を分けて管理できます。
契約役割編集画面の期間・必要リソースと、アサイン状況の個別アサインの帯は、契約役割種別に設定した表示色で表示されます。未設定の場合は標準の黄色です。必要リソース・欠員・超過を表す色は、役割種別の設定では変わりません。表示色はアサイン一覧の帯と共通で、システム管理者がプロジェクトの設定で管理します。
必要リソース は 0 より大きい数値で設定します。小数は2桁まで入力できます。
契約単価 は、予実(売上)で 契約単価とアサインから金額/配賦を自動計算 を使う場合に利用します。期間ごとの契約単価として整数で入力します。
同じ役割内の期間・必要リソースは、互いに期間が重複しないように設定してください。メンバーごとに単価を分けたい場合は、同じ役割の中で メンバー別単価 を設定できます。
メンバー別単価
メンバー別単価は、同じ契約役割の中で、特定のメンバーに適用する単価を期間ごとに設定する機能です。
-
メンバー、開始日、終了日、単価/人/月を指定します。新規設定の対象は、その役割にアサインのあるメンバーです - 単価は、リソース
1.0で1か月アサインされた場合の金額です。0円以上の整数で入力します - 設定期間には開始日と終了日を含みます。同じ役割・メンバーで期間を重複させることはできません
- 個別設定のある日はメンバー別単価を使い、設定のない日は役割の
契約単価を使います。個別設定が0円の場合も、その0円を使います - 後から役割の契約単価を変更しても、保存済みのメンバー別単価は変わりません
- [契約単価に戻す] で個別設定を削除すると、その期間は役割の契約単価を使います
予実管理 が有効な場合に、対象プロジェクトを編集できるシステム管理者が利用できます。対象の役割で少なくとも1つの期間に 契約単価 が入力されていると、設定用のボタン・メニューが表示されます。0円も入力済みとして扱います。プロジェクト詳細の 契約タブ またはアサイン帯のメニューから設定します。操作手順はプロジェクトの契約と役割を管理するを参照してください。
アサインとの関係
- アサインは役割に紐づけて管理できます
- 役割に紐づくアサインがある場合、そのアサイン期間は役割の期間・必要リソースでカバーされている必要があります
- 期間・必要リソースの
必要リソースに対してアサインが不足している期間は、欠員として扱われます - 役割の
推奨条件は、アサイン登録や担当者入れ替えでメンバー候補を表示するときに利用されます - 役割にアサインがある場合、その役割は削除できません
- 契約配下にアサインがある場合、その契約は削除できません
推奨条件セット
推奨条件セットは、役割に合うメンバー候補を探すためのメンバー検索条件です。
- 役割種別マスタで、役割種別ごとに複数の推奨条件セットを管理できます
- 推奨条件セットには、メンバー項目やスキル条件を保存できます
- 稼働リソース条件は、アサイン期間と必要リソースによって判定が変わるため、推奨条件セットには保存できません
- 契約役割では、役割種別マスタの既定条件、マスタの特定条件、役割専用の個別条件セット、条件なしを選べます
- 権限上参照できない条件が含まれる推奨条件セットは、候補選択時に選択し直しが必要になる場合があります
予実との関係
- 予実(売上)で
契約単価とアサインから金額/配賦を自動計算を使う場合、アサイン対象期間のメンバー別単価、または役割の契約単価を使って金額や配賦を計算します - メンバー別単価の設定がない期間には、対応する期間・必要リソースの
契約単価が必要です - 単価に稼働リソースを掛け、アサイン期間に応じて日割りで計算します
メンバー別単価を追加・変更・削除すると、変更期間と本人のアサインが重なる月について、この作成モードで作成済みの売上予実を再計算します。予算・計画・見込・実績が対象で、ロック済みの月は更新しません。ロック済みの月へ反映する場合は、ロックを解除した後に契約を更新します。
メンバー別単価の保存だけでは、売上予実は新規作成されません。手動入力や配賦のみの自動計算を使う売上、人件費・経費の金額も、この設定では変わりません。
更新時の制約
- 契約期間は、その契約に含まれる期間・必要リソースをすべて含む必要があります
- 既存アサインに必要な量を下回る
必要リソースには変更できません - 同じ役割内で、期間・必要リソースの期間は重複できません
- プロジェクト内に他の有効な契約がない場合、その契約は削除できません
一括インポートでの扱い
- プロジェクト一覧からのインポートでは、基本情報、基本タブ、契約、役割、期間・必要リソースを更新できます
- 予実確度機能が有効な場合は、契約の確度もインポートできます
- アサイン情報はプロジェクト一覧からはインポートできません
- 予実情報はプロジェクト一覧からはインポートできません
- 既存のプロジェクト、契約、役割、期間・必要リソースを更新する場合は、
ID契約ID役割ID期間IDを含めたファイルを使うと安全です
階層構造の考え方
- 同じプロジェクトを複数行で扱う場合、2行目以降はプロジェクト列を空白にできます
- 同じ契約に複数の役割を登録する場合、2行目以降は契約列を空白にできます
-
役割IDを指定すると既存役割の更新、役割IDを空白にすると新しい役割の追加になります - 同じ役割に複数の期間・必要リソースを登録する場合は、期間情報を行ごとに分けます
-
期間IDを指定すると既存の期間・必要リソースの更新、期間IDを空白にすると新しい期間・必要リソースの追加になります
次の画像は、1つのプロジェクトに2つの契約を登録し、各契約に役割と期間・必要リソースを登録する例です。
この例では、1行目でプロジェクト、契約、PM役割、PM役割の期間・必要リソースを登録します。2行目はプロジェクト、契約、役割の列を空白にし、1行目と同じPM役割に別期間の期間・必要リソースを追加します。
3行目から5行目は、同じ契約にSE役割を追加し、そのSE役割に複数の期間・必要リソースを登録する例です。6行目以降は、同じプロジェクトの配下に次の契約を追加し、その契約にPM役割とSE役割を登録する例です。
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