Excelファイルを使って、複数の契約・メンバーの予算・見込・実績をまとめて登録・更新できます。合計金額・金額明細・配賦を取り込めます。
既存データを更新する場合は、最新のデータを「インポート用」の「標準」でエクスポートし、そのファイルを編集する方法がおすすめです。
利用条件
- システム管理で
予実管理が有効になっている必要があります - 操作できるのはシステム管理者のみです
- 取り込めるのは
.xlsxファイルです - 期間ロックされた月は更新できません
計画を取り込む
予実計画 が有効な場合は、シナリオに 計画 を指定できます。対応するヘッダー・金額明細・配賦で、同じ月・対象・シナリオを指定してください。売上・人件費・経費の入力ルールは予算と共通です。
計画反映予算 は表示用のため、取り込むシナリオには指定できません。元になる予算または計画を更新します。
先に知っておきたいこと
金額明細は、差分を追加する取り込みではありません。 同じ月・予実種別・対象の明細を、ファイルに記載した内容ですべて置き換えます。残したい明細も含めてください。
たとえば、交通費と宿泊費が登録されている月に交通費の行だけを取り込むと、宿泊費の明細は残りません。手動入力の配賦も、取り込む場合は残したい配賦先をすべて含めます。
基本手順
-
予算/見込/実績画面で、対象期間や検索条件を指定します -
[エクスポート] で
インポート用・標準を選び、ファイルをダウンロードします。新しく入力する場合は、[インポート] からサンプルをダウンロードしても構いません - Excelでヘッダー、必要な金額明細、配賦を編集します
- [インポート] を開き、ファイルをアップロードします
- シートごとに、Talevisの項目とExcelの列の対応を確認します
- [インポート] を押します
- [インポート履歴] で結果を確認し、一覧でも対象月の金額を確認します
3種類のシートを使い分ける
売上・人件費・経費それぞれに、次の3種類のシートがあります。
- ヘッダー:対象月、予実種別、契約またはメンバー、作成モードなど、月の基本設定を記載します
- 金額明細:内訳の名称、金額、メモを記載します
- 配賦:月の合計金額をどこへ計上するかを記載します
シート名は変更せず、次の名前を使ってください。
- 売上:
売上(ヘッダー)、売上(金額明細)、売上(配賦) - 人件費:
人件費(ヘッダー)、人件費(金額明細)、人件費(配賦) - 経費:
経費(ヘッダー)、経費(金額明細)、経費(配賦)
ヘッダー・配賦は必要なシートだけでも取り込めます。ただし、金額明細を使う場合は、売上・人件費・経費の金額明細シート3枚をすべて残してください。 使わない金額明細シートは、列見出しを残してデータ行を空にします。
金額明細や配賦を取り込む対象には、同じファイル内に対応するヘッダー行が必要です。
金額明細シートを使わない場合(6シート形式)
金額明細を使わずに登録・更新する場合は、売上・人件費・経費のヘッダーと配賦からなる6シート形式を使えます。
すでに明細管理している予実や、自動算出額に調整明細を追加した予実を更新するときは、9シート形式を使ってください。 最新の インポート用 エクスポートまたはサンプルから準備できます。
どの月のデータかを指定する
次の組み合わせが一致するヘッダー・金額明細・配賦を、1つの予実データとして扱います。
- 対象月
- シナリオ(予算・見込・実績、および
予実計画が有効な場合の計画) - 金額種別(売上・人件費・経費。使用するシートで決まります)
- 売上・経費では契約ID、人件費ではメンバー氏名
同じ組み合わせのヘッダーは1行だけにします。明細が複数ある場合は、各明細行に同じ対象月・シナリオ・契約IDまたはメンバー氏名を記載します。
契約ID や 配賦先役割ID は、プロジェクトのエクスポートで確認してください。メンバー氏名と組織名は、Talevis上で対象を一意に特定できる名称を使います。
金額の入力方法を選ぶ
明細に分けず、合計金額を直接入力する
手動入力 または アサインから配賦を自動計算 の場合、対象月の合計金額をヘッダーの 金額 列に入力します。同じ対象の金額明細行は作りません。
明細に分けて入力する
ヘッダーの 金額は空欄にし、金額明細シートに内訳を入力します。金額列自体は削除しないでください。
金額明細には、対象月・シナリオ・契約IDまたはメンバー氏名に加え、次の項目を記載します。
-
明細名:必須、100文字まで -
明細金額:必須、1円単位の整数。0円やマイナスの金額も入力できます -
メモ:任意、2,000文字まで
同じ対象の明細は、ファイルの行順で表示されます。手動入力・自動配賦では1つの予実データに1〜100件の明細を指定できます。
ヘッダーの金額と金額明細を両方入力するとエラーになります。 明細の合計をヘッダーの金額へ転記する必要はありません。
契約単価から金額を自動計算する
売上で 契約単価とアサインから金額/配賦を自動計算 を使う場合は、ヘッダーの金額を空欄にします。金額明細シートには、追加費用や値引きなどの調整分だけを0〜99件で記載します。
自動算出額を金額明細に書き写さないでください。取り込み時に契約単価とアサインから計算され、入力した調整明細が加算されます。
記入例:経費を2つの明細に分ける
ある契約の2026年9月の経費予算を、交通費30,000円・宿泊費20,000円として登録する例です。
-
経費(ヘッダー)に、対象月2026-09、シナリオ予算、契約ID、作成モード手動入力を記載します。金額は空欄にします -
経費(金額明細)に、同じ月・シナリオ・契約IDで「交通費/30000」と「宿泊費/20000」の2行を記載します -
経費(配賦)に、同じ月・シナリオ・契約IDで、配賦先組織と配賦金額50000を記載します -
売上(金額明細)と人件費(金額明細)も、列見出しを残した空のシートとして含めます
これで月の経費合計50,000円と、その内訳・計上先をまとめて登録できます。
経費(ヘッダー):対象月・シナリオ・契約IDを指定し、入力用の 金額 は空欄にします。この例はエクスポートしたファイルを使っているため、確認用の参照列も表示されています。
経費(金額明細):ヘッダーと同じ対象月・シナリオ・契約IDで、交通費と宿泊費を記載します。
経費(配賦):合計50,000円の配賦先を指定します。
配賦を入力する
手動入力の場合
配賦先組織を指定し、必要に応じて契約・役割・メンバーを指定します。
- 売上・経費:
配賦先役割IDと配賦先メンバー氏名はセットで指定します。役割はヘッダーの契約に属するものを指定します - 人件費:
配賦先契約IDと配賦先役割IDは、対応する契約・役割の組み合わせで指定します。配賦先メンバー氏名は指定しません - 同じ対象の中で、同じ配賦先の組み合わせを重複させないでください
金額と割合のどちらで配賦するかを決めます。
金額で配賦する場合は、すべての配賦行に 配賦金額 を入力し、その合計を月の最終金額に合わせます。配賦割合(%) は空欄にします。
割合で配賦する場合は、すべての行に 配賦割合(%) を入力し、0〜100の整数で合計100にします。配賦金額 は、次のどちらかに統一します。
- 全行空欄:割合から配賦金額を計算します。1円未満の端数は、合計が月の金額と一致するよう調整されます
- 全行入力:入力した配賦金額を使います。1円単位で、合計を月の最終金額に合わせてください
割合による配賦で、一部の行だけに配賦金額を入力することはできません。エクスポートしたファイルに割合と金額の両方が入っている場合、そのまま取り込むことで配賦先ごとの確定金額を引き継げます。
自動計算の場合
アサインから配賦を自動計算 と 契約単価とアサインから金額/配賦を自動計算 では、ヘッダーに 未割当時計上先組織 を指定します。配賦は自動計算されるため、その対象の配賦行は入力しないでください。
経費で使える作成モードは 手動入力 のみです。
既存データを更新する場合
取り込む対象は、同じ月・シナリオ・金額種別・契約またはメンバーのデータへ反映されます。ファイルにヘッダーを含めていない別の月・対象を一緒に削除することはありません。
- 明細を変更する:変更する行だけでなく、残したい明細もすべて含めます
- 配賦を変更する:手動入力の配賦を取り込む場合は、残したい配賦先もすべて含めます
- 明細を単一金額に戻す:9シート形式で、その対象の金額明細行をすべて削除し、ヘッダーの金額を指定します。手動入力・自動配賦で利用できます
- 自動算出額の調整をなくす:9シート形式で、その対象の調整明細行をすべて削除します。ヘッダーの金額は空欄のままにします
- 手動入力の金額を変更する:配賦合計も一致するよう、対応する配賦行を同時に含めてください
列マッピングと入力値の確認
- 列名が一致する項目は自動で対応付けられます。シートごとに内容を確認してください
- 必須の列を削除したり、同じ列を複数の項目に割り当てたりしないでください。値を空欄にする項目でも、列が必要な場合があります
- 対象月は
2026-09のような年月で指定できます - シナリオは
予算・見込・実績、予実計画が有効な場合は計画も使えます。計画反映予算・着地見込・確度を反映した表示値は取り込みません - 金額・明細金額・配賦金額は整数円で指定します。小数を自動で丸めて取り込むことはできません
-
最終金額(参照)、自動算出金額(参照)、金額明細件数(参照)は確認用です。入力項目へのマッピングは不要です
1回に取り込める対象は、月・シナリオ・金額種別・契約またはメンバーの組み合わせで3,000件までです。これは明細行の数ではありません。
エラーが出た場合
取り込み前の検証でエラーになった場合は、データは変更されません。表示されたシート名・行番号・対象月などを手がかりに修正します。
処理の途中で失敗した場合は、完了した分が保存されていることがあります。 インポート履歴で完了件数と失敗対象を確認し、原因を解消してから同じファイルを再インポートしてください。
よくある確認箇所は、ヘッダーと明細の金額の二重入力、対応するヘッダーの不足、配賦合計の不一致、金額明細シート3枚の不足、期間ロックです。
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